遙か４愛蔵版 プレイ記１１☆

続けて同日にプレイ記ＵＰしてますが、ここまで書けるのに二週間くらいかかってます。
まとめて書いてるわけじゃないんですけど、書いたものを読み返しては誤字脱字を見つけ、読みにくい部分を修正したりを繰り返してこんなに時間が経ってしまいました。（＾＾；）
今回は、大本命の忍人さんと、彼を尊敬している足往の感想です。

ネタバレ全開ですので、未プレイの方はお気をつけ下さい。

☆ 忍人悲恋ＥＤ ☆
大本命（＝忍人さん）きました！（≧∇≦）
お気に入りのキャラは最後の方に攻略したいので、ここまでの道のりが長かったです。（＾＾；）

出会いからして王道ですね。
ただ、女の子のアレを見ても何もない忍人さんに、千尋の前で服を脱ぐことに何の戸惑いも見せなかった布都彦。この国の男子ってどうよ？
それとも、そんなに恥じらいがあまりない国なのかしら？（－－；）
謎を残しつつ陣に戻るとすぐに忍人さんに再会です。土蜘蛛がいることに嫌悪し追い出せの一言。
岩長姫が統括した大将軍に千尋を推薦した時も、当たり前ではありますが大反対！ご贔屓キャラではありますが、この人ほど出会いの印象が最悪な人いなかったなぁ。
柊は最初敵として出てきましたが、物腰が柔らかいせいかそこまで感じなかったんですよね。
物言いがきつい、いつも気を張り詰めている彼なので、なかなか甘いと呼べるイベントがありませんが、第四章でのお祭イベントで少しだけ甘さが増しました。

祭の夜に、一人で出歩いて忍人さんを誘うと。案の定怒られました。そうですよね、怒りますよね。千尋も何度も怒られて学んでいるので、やっぱり……という感じでした。（－－；）
で・す・が！誰も共をつけないのはまずいということで。
一緒に回ってくれることに！ヤッター！（≧∇≦）。
このお祭、現代で言うところの七夕のイベントでした。遙か３の景時さんの花火イベントと譲くん達との星座の会話が懐かしい。
なんですが、豊作を祝ってのお祭だろうと思ってお店を回ること全て食べ物関係。花よりだんごな神子様なんですね、千尋も。（笑）
最初の頃はいいんですが、後半になり忍人さんの願いは？と聞かれると……黄泉路をさ迷い破魂刀が目覚めた時のことを思い出す彼。破魂刀って、男女だったんですね。性別があるとは！
願いを叶える代わりに、何を捧げるかという不吉な問いかけ。ここから徐々に物語が悲劇に向かって進んでいきます。（；；）

第六章！
物語が進むにつれ、体調を崩していく忍人さん。
今まで破魂刀と一緒に戦ってきて、その分命を削っているのでしょうがないのですが見てるこっちが辛い。
確実に彼に死が近づいてます。
うたたねして見る夢も悪夢で「死は美しい乙女の姿で舞い降りる」と予言の言葉が……。美しい乙女＝千尋のことです。
おまけにエイカが千尋に「国を得る代わりに大切なものを失くす」と言葉の呪詛を残していきました。（；；）

第七章！
ムドガラ将軍との激戦し、破魂刀の力をフルに使います。
見えない術によって施された壁も、鎧も裂くほどの力でムドガラに勝利しますが、その力の代償に命を削った彼はとうとう倒れてしまいます。
この激戦中の中原さんの演技が素晴らしくて演技に見入りました。声優さんって素晴らしい！と久しぶりに感動しました。

第八章！
倒れた忍人さんが目覚め、いつも通りに仕事に戻ります。
千尋もようやく破魂刀が命を削る妖刀だと知り、破魂刀を使わないで欲しいと堅庭で話すことに。
もう大丈夫だと穏やかな雰囲気で優しく語る忍人さん。ですが嘘をつく時には普段よりも優しい彼です。何度も騙されてきたけれど今回ばかりは騙されません！
破魂刀を使わないというのは命令か？と聞く忍人。この問いかけずるいですよね、千尋が命令しないと分かっていて聞いてきてるんですから。
命令すると、忠義と共に破魂刀を置いて下船する忍人さん。もしくは「それでも」を選ぶと、破魂刀を使わず国を取り戻し、将として残るけれど一国の王と一将としてでしかない未来。どちらでも彼は生き続けることは出来るけれど、千尋とは二度と心通わすことないBAD ENDです。

そして、命令しないまま話が進むと星空の下で微笑む忍人さんのスチル！
はっ、反則ですよ～！こんな表情されたら千尋じゃなくても止められません！（／／／）
あんな穏やかで柔らかな笑顔を見せられて、「君のために生きてみたい」なんて言われたら……。

遙か４は恋愛という感じがあまりしなかったんですが、忍人ルートで片思いの千尋ちゃんが描かれてましたね。
夕霧にからかわれ頬を染めたり、忍人の公私混同しない態度にやきもきしたりするのが年頃の女の子なんだなぁと感じられて良かったです。
他のルートだと両思いなんだけど無理やり引き離されたり（サザキ・風早）、狭井君の策によって利用されてすれ違ったり（布都彦・那岐）、結婚したけど心通わなかったり（アシュ）が多かったので。（＾＾；）
この「星空の下で」のイベントの最後に千尋のモノローグが流れるんですが、それが忍人さん殉職決定のような内容で、ここら辺りから涙が止まりませんでした。

進軍し、三輪山で「桜を一緒に見に行こう」と約束します。
おぉ、桜見に行くんだ！←無事に国を取り戻して忍人さんが生き残れたらですが、果たされることのないだろう約束が切なくて、お願いだから助かって欲しいと願わずにいられませんでした。
そして、良平坂で千尋を見ながらぽつりと呟く彼。「君が俺の死か」と悟るんです。
この後から涙が止まることはなくて、先に進むのが怖かったです。

終章　誓い！
禍日神との戦いの中で、彼の心に呼応して破魂刀は生太刀に変化！
もともとは生太刀だったものが、荒御霊と同じように穢れ、命を吸い続ける魔剣になってしまったんですね。これも人の業による産物なんですね、きっと。（－－；）
命を削ることなく戦えるようになり、禍日神を倒して平和を取り戻します。
あれ？ほんとに？
何か起こるなら最終決戦で、無理して破魂刀を使ってしまうか、不測の事態が起こって千尋を庇って殉職するものだと思っていたので肩透かしです。（＾＾；）

そして、王位を即位する式典当日。
桜舞う晴れた空の下、穏やかな空気が流れます。
千尋の女王衣装を見て一言、「派手だな」と忍人さん。なんて和やかな雰囲気なんでしょう。
ラスボスの禍日神も倒したし、後は即位式のみでその後に二人で桜を見に行くんだからもう何も起こらないだろうと気を許したのですが……。
けして楽観してはいけませんでした。

腐った官人が即位式の最中に、千尋暗殺の手配をしてました。どこにでもいるけれど、なんでこんな晴れの日に！（－－；）
官人たちを見つけた忍人さんがそうはさせないと賊を倒すも、相討ち。
たった一人、桜舞い散る中で千尋の声を聞きながら息を引き取りました。
「死は美しい乙女の姿で舞い降りる」の予言通り、幻の千尋を見ながら……。
大号泣でした。（；；）

物語はここで終わり、忍人さんの亡骸と対面した時の仲間や千尋ちゃんたちのことは一切書かれていないのですが。後の事を考えれば考えるほど、千尋の消失感とか絶望が大きかっただろうなと思えて……。
禍日神を倒して無事に式典当日を迎えたので、選択肢によっては忍人さんの死を回避できるんだなぁって思いながらＥＤ迎えたんですが違いましたね。
直前の忍人さんの言葉が、遙か３の譲くんが亡くなる直前を思い出させました。（声優さんも同じなのもあって）

コーエーさん、これないよ～！
そう思って、この運命を認めるわけにはいかない！こんな運命変えてやる！（←気持ちが完全に望美と同調してます＾＾；）と思ってリロードし、もう一つのＥＤを迎えるぞ！と思ったのですが……忍人さんの恋愛ＥＤを迎えるためのメモに何にも書かれていないんですよね。
念のためと思って忍人さんルート最初からやってみたのですがダメ！同じ結末。
ＥＤあるって聞いてるけど方法が見つからないので、もしかして風早成就ＥＤ迎えないとダメってこと？（＠＠；）と思い、諦めてとりあえず次のキャラ攻略しました。（＾＾；）



☆ 足往 ☆
忍人さんＥＤを迎えると攻略出来る足往です。
自他共に厳しいけれど、不器用な優しさで指導してくれる忍人さんが憧れの足往。
忍人さんの良さはなかなか伝わりにくいものがあるので、大人でも誤解する彼の人柄に、何で子供の足往が忍人を慕い尊敬しているのか分かりませんでした。
けれど、それは足往のイベントで分かりました。不器用な彼の優しさを理解している足往がこの時ばかりはいつもより大人に見えました。

この子も、シャニ同様に姫様と慕ってくれて弟みたいで可愛かったですｖ
まだまだ未熟だけど、まっすぐな気質で一生懸命誰かの役に立とうとする彼を微笑ましくて、ついついかまいたくなりました。
珊瑚を一人で探しに行ってくれたり、賊から土器を守ってくれたり。小さくても彼の心は立派な戦士ですね。

ＥＤ後の後日談は、数年経って少し大きくなった足往との物語でした。
大きくなって成長するのは嬉しいはずなのに、少しだけ寂しく感じました。子離れってこんな感じなのかなぁ？（笑）
将来有望なので、大人になった足往の物語も見てみたかったですね。

次回は、風早成就ＥＤです。
このプレイ記も終わりが見えてきたなぁ。あと少しで終わりです。
よろしければ次回もお付き合いください。

ここまで読んで下さってありがとうございました。